私たちは生まれながらに『仏』だった? ~高野山大学で過ごした濃密な時間~

高野山大学で弘法大師の教えや密教について2日間、学ぶ機会がありました。

知らないことを知るというのは、面白い。そしてそのことにより、物事の見え方が変わるのは興味深い体験だった。

 

そもそも仏教にそれほど詳しいわけでもなく、弘法大師のことは歴史の教科書で知っているくらいで真言宗がどんな宗教かもよくわかっていない。

 

ただ放送大学の面接授業で人気の授業だと聞いて受けてみようと思ったというとても曖昧な動機だった。だがこの授業はわたしの学習欲を満たし、心の在り方について一石を投じてくれた。

 

まず1日目。 

奈良時代から1200年続く、弘法大師の密教の教えについてみっちりと講義を聞いた。

 

ついていくのにやっとだったが、心に残った言葉は、 

「人は生まれながらに仏である」

 「あらゆるものに価値がある」

 

というこの2つの言葉だ。

おぎゃぁと生まれた時が、自分と他の区別がなく、1番ピュアで仏なんだそう。

成長と共に自我が出てくることで、色々な感情や欲、人との比較で仏で生まれた自分から遠ざかっていくのかもしれない。(←これはわたしの解釈が入っていると思うが。)

 

それと密教の2つの秘密について。

密教は宇宙の教えそのものなんだそうです。

一つ目は、衆生の秘密

 

教えはみんなに平等に示されているのだけど、ただ見えていないだけ。

 

二つ目は、如来の秘密

仏は、その人に合った教えが示される。

 

平等に示されているのだとしたら、そのことを知ろうとすることが大事だなと思ったし、あらゆるものに価値があるということを、心から気づくために自分を高めていくことをしていきたい。

 

講義の内容をすべて理解できたわけではない。

それでも、

「人は生まれながらに仏である」

「あらゆるものに価値がある」

 

という言葉は、今も心に残っている。

人は、つい自分と誰かを比べたり、できていないことに目を向けたりしてしまいがちだ。けれど、本来は誰もが価値ある存在であり、そのことを思い出していくことが修行なのかもしれない。

高野山での学びは、そんな問いを私の中に残してくれた。

学びのアウトプットは続きます。

 

 

 


 

  

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